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人には二つの側面があります。
外側の「行為(doing)」の部分と
内側の「存在(being)」の部分です。 と書きました。
昔、カセットテープで聴いていた教会の牧師さんのお話から
学んだことです。
後で学んだ「コミュニケーション」や「人間関係」の学びの中でも
この考え方や、これを基にした対応などに出会いました。
doingは、その言葉のように「行為」に関するもの。
できる・できないこと、成績、仕事、地位、財産、症状など
目に見えるもの・ことと言ってもいいかもしれません。
beingは、「存在」に関するもの。
表現が難しいですが・・・その人らしさ、が近いかな。
赤ちゃんは、doingがほとんどなくてbeingだけと言えそうです。

(古びた番屋の絵 場所は道北の抜海だそうです)
人は成長するにつれ、doingでの評価が多くなりがちです。
小さい頃からずっとdoingでしか認められないと
beingの不安(存在の不安)に、のみ込まれるように成長しても
不思議ではないと思います。
そのままを認められる(認める)、 受け入れられる(受け入れる)、 愛される(愛する)
ということは、難しいが故に尊いのでしょうね。
(たかはし・りつこ、中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)