職場で 同じ指摘を 何度も受けたりが 続くうちに
Kさんは ある朝 起き上がることが できなくなりました。

小中高と ずっと成績が 上位だったためでしょうか
両親も先生も Kさんの“様子”を 気に留めなかったようです。
でも Kさんは
「何となくの自覚があった気がします。」 と言いました。

そして
社会人になって初めて
身体が 積極的なSOS(二次障害)を 発しました。
インターネットで 発達障がいについて調べ
確信に近い想いを持って 来てくださった Kさん。
「でも 知りたくない気持ちも あるんです」 と
とても正直です。
Kさんの“納得”に 伴走しながら
これから Kさんの特性を 知る作業が 始まります。
「成績上位」の陰に 隠れた 「発達特性」。
Kさんの無意識さんは とうに 気づいていたのですね。
(たかはし・りつこ、中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)